第17節 vs北九州 0-1 第18節 vsYS横浜 1-0
17節の北九州戦は今シーズン最悪の試合でした。北九州は試合開始から前線のハイプレスを執拗に仕掛けてきました。そのプレッシャーに負けプレスをかいくぐることが出来ず、パスミスを狙われてゴールをゆるしてしまいました。北九州の気迫のハイプレス、それを気迫で跳ね返すことが出来ませんでした。
18節、不肖・佐々木は、またもやホーム盛岡にてスタジアム観戦となりました。前日、隣の秋田県は大変な豪雨、盛岡も激しい雨となったようです。当日盛岡入りした15:00でもまだ雨は降っていましたが、試合開始一時間前ぐらいに上がり、今度は蒸し暑い気候となりました。空はまだ黒っぽい曇がかかるまま、勝ち点3必須の試合を見届けることができました。
スタジアムで観戦中、「キックオフ!岩手」ご担当の吉田アナウンサーと記念撮影させていただきました。
時代の趨勢か。ここ最近、強いリーダーを見ていない、と思うのは私だけか?
J3の試合を観て感じることは、勝つための要素として技術、戦術もさることながら、気迫や気持ちの要素が非常に大きいような気がします。「絶対に止めてやる」「絶対に抜いてやる」という気持ちがあるかないか。この気持ちは監督の采配でもなく選手個人の性格や努力だけではないように思います。それは選手同士で積み重ねて、作り上げていくものであり、そこに必ず「リーダーの存在」が欠かせません。かつて強いドイツには ベッケンバウアー、ルンメニゲそしてマテウスといった時代とともに絶対的なリーダーがいました。私にとって印象深いリーダーと言えば、ブラジル代表キャプテンでもありジュビロ磐田でも活躍したドゥンガ選手でした。チームメイトの不甲斐ないプレーに対してはブラジル代表であろうが磐田であろうが物凄い剣幕で怒鳴り、チーム全体の士気が落ちる前にピッチメンバーたちを鼓舞する姿が印象的でした。チームメンバーを怒鳴る、といったことは現代の日本社会ではもはや否定的な行為となってきました。しかしながら、サッカーにおいて技術的、戦術的な中心選手ではなくチーム一人ひとりの気持ちを鼓舞させ戦う集団にする精神的リーダーがピッチ上にいるか否かが直接勝敗に関わるように思います。混沌とした今日の社会において、新しい強いリーダー像が議論されてくるかもしれません。
真夏の夜の夢、ではない。不肖・佐々木、銀座カモメセラーのTVCFを岩手朝日テレビさんと制作、ONAIR!
盛岡のキャプテン中村選手は戦術的にサブにまわることが多くピッチにいる時間は少ないようです。私が見る限り盛岡の精神的リーダーは李選手が担うのではと思います。彼の体を張ったプレーは何度も盛岡のピンチの芽を摘んでいます。 18節横浜戦は60分頃に選手を入れ替え全く別のチームした松原監督の采配が光りました。J2昇格にはもう後はありません。泥臭くていい!勝ち点3をもぎ取ってくれ!
この7月、テレビ岩手朝日さん(東京ではテレビ朝日さん)の制作で「銀座カモメセラー」のTVCFをONAIRさせていただきました。岩手県内のグルージャを応援するスポンサーさんたちとの連合企画に賛同し、実現できました。ご鑑賞(笑)いただければ幸甚です。
コメント