第12節 盛岡vs今治 2-1
第12節今治とのホーム戦は盛岡いわぎんスタジアムでの観戦となりました。予報の雨は免れたものの、時折吹く風が冷たいスタジアムからは月がとてもきれいに見えました。今期未だにホームでの勝ちがないグルージャ盛岡ですが、この今治戦は中盤戦に向けてどうしても勝ちたいゲームです。2トップの一角はこれまで攻撃のキーマンだった和田選手に替えて入団3年目21歳のナイジェリア人オタボー選手が先発です。今シーズンはリーグ戦途中出場や天皇杯での起用です。昨シーズンも秋田監督のもと出場機会は少なくなかったと思いますが、ポテンシャルの高さは感じるもののボールタッチのミス、連携のミスなどが目立った印象でした。先発起用でどこまでやれるか興味深いスタートとなりました。2トップのもう一角はブラジル人2人に代わりこのところ先発が続いているこれまた若い福島県出身22歳の佐藤選手です。トップ2人の連携も面白そうです。結果は2-1で勝利！
1994年FIFA USA大会 鷲は舞い降りた
ナイジェリアと言えば私にとって1994年ワールドカップアメリカ大会が印象的です。世界最高の運動神経の国、スーパーイーグルス（ナイジェリアの国鳥が鷲）のニックをもつナイジェリア代表はアルゼンチンが入るグループリーグを1位で通過し決勝トーナメント1回戦の相手はイタリアでした。因みにこの試合、私個人的にワールドカップ名勝負の一つです。テクニック、スピードでナイジェリアはイタリアを上回っていました。絶対に負けないという不屈の闘志、試合運びのうまさ、ロベルトバッジオ率いるイタリアの勝負強さで、壮絶な試合は延長の末イタリアが勝ちます。イエキニという若きスターもいたナイジェリアの活躍は、アフリカ勢がワールドカップで優勝する日はそれ程遠くないのでは？と囁かれるほどでした。
出典：VintageHDtv
ありがとう、イニエスタ。また一人レジェンドが去っていく。
話は変わりますが、先日神戸のイニエスタ選手が退団会見を行いました。そして古巣バルセロナ対神戸のスペシャルマッチが国立競技場で行われました。イニエスタ選手がJリーグ、日本のサッカーに残した功績はとても大きいものであったと思います。「ありがとうございました」と感謝の言葉を添えたいと思います。
今年はJリーグ発足30周年。今や世界のレジェンドもスーパースターの卵も観ることが出来るJリーグとなりました。この30年歩んできた道は間違ってなかったのではないでしょうか。
佐々木徹勝
コメント