ミスを恐れてはいけない。リスクを冒すことによって、誰にも真似できないファンタジーなプレイが生まれるんだ。@デル・ピエール

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第22節 vs  八戸  0-1      

 22節の南部ダービー、八戸戦はとても痛い、痛すぎる敗戦となりました。前節までの直近7試合は3勝3分け1敗、得点6失点2と巻き返しの兆しが見えていただけに、その勢いをくじかれた敗戦です。八戸戦も含めた直近8試合で失点3は守備の改善がうまくいっていると考えられますが、とにかく点が取れません。スタッツを見てもシュート数は相手より上回っている事が多く、ポゼッションも50%以上の試合が多い。何故点が取れないのか?

出典:Jリーグ公式チャネル

なでしこジャパンの意識の高さ

 先日の女子ワールドカップでなでしこジャパンは予選リーグ首位と快進撃は、記憶に新しいところです。体が大きくない、なでしこはフィジカル面でどうしても不利になりますが、体を張った守備と何と言ってもチーム全体の勇気をもって前へ向かう攻撃の意識の高さがこの結果をもたらしたのではと思います

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出典:Sports Analist

攻撃とリスクについて考えてみた

「攻撃とそのリスク」ついて少し考察してみます。どんな場面でも、攻めて行けばそれに伴いリスクも発生します。 それはサッカーもビジネスも、そして人生も同じかも知れません。ハイリスク&ハイリターン、おおかたリターンが大きいほどリスクも大きいもの。徹底した勝利を掴むには、リスクを背負いながら攻めるしかありません。しかし、サッカーは1点が極めて重いスポーツです。理想はローリスク&ハイリターン、勝つ確率を上げて失敗した場合のリスクを下げること。考える指揮官なら、臆病になるほど攻撃を仕掛ける前に入念に準備するでしょう。攻撃力を上げるために技術や戦術のスキルを鍛え徹底する、相手の分析をする等。失敗を想定してそこへ予備網を張っておく、攻から守への切り替えの訓練もするでしょう。追い込まれているとは言え闇雲に攻めるだけでは墓穴を掘ることになりかねません。臆病さはギアを変えることで前進の力になります。自信に変わるかも知れません。時として負けなければ良いこともあるかもしれません。引き分けで良し、とにかく勝たなくて良いから負けないこと。しかし、それでも守ってばかりでは逆にリスクが上がります。攻めることで相手の攻撃力を下げることが出来ます。

時代錯誤ではない、勇気をもってくれ

 理屈では解っていてもいざとなると体が動かなくなってしまうものです。一歩前へ踏み出す勇気。そのためには ちょっとした裏付けのある自信と仲間を信じきることが大切なのかも知れません。現在盛岡は22節を終えて13位。もう勝ち続けるしかありません。何を恐れているのか。バックパス、横パスはやめて前へボールを蹴ってくれ!選手の勇気は必ず観る人に伝わるはずです。冒頭のデル・ピエールの言葉に加えて、最後に爺から苦言を込めた励ましの一言。昔からの言い伝えです。

何も打つ手がないときにも、一つだけ必ず打つ手がある。それは勇気をもつことである。

佐々木徹勝

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