第10節 vs琉球 1-1
開幕からリーグ戦10試合とカップ戦2試合を戦い3勝6敗3分け。現時点でのリーグ戦の順位は20チーム中の15位です。チームが出来上がってないとはいえ、厳しい位置ではありますが、直近の2試合でやっとチームのスタイルが見えてきたように思います。これまで、監督の期待通りのパフォーマンスを出せていなかったのは、開幕からほぼ固定のスタメンだったキャプテン弓削選手と今期から10番を背負って1トップについたオタボー選手でした。他のポジションでもメンバーを入れ替えコンビネーションも確認しながら試合をこなしてきたようでしたが、ハマった形が見えてなかったように思いました。私なりに勝手に今期昇格までの構想を書かせて頂きますと、大きく二つございます。
チーム復興に向けた二つのPLAN
まずは、ベテラン選手を軸に試合プランを作っていく。その2、若手ディフェンス陣の成長を加速させ攻守のキーとなってもらう。現在グルージャ盛岡のベテラン勢を上げれば、深津選手40才、水野選手39才、都倉選手38才、西選手37才とみなJ1のチームで活躍し、更に日本代表、海外リーグ経験者と輝かしい経歴をもってます。確かに選手としてのピークではありませんが、それぞれ局面の打開、危険察知力、体の張りどころ等、J3の他の選手とは2ランクぐらい違います。しかし、やはりフルタイムでトップパフォーマンスが出来ないところが悩ましいところではあります。若手ディフェンダーでは大和選手21才、佐古選手22才の二人に期待が持てます。どちらも体が大きく身体能力も高いので経験を積み、成長すればベテランの深津選手を支える大きな力のなることは間違いないでしょう。何よりもキックがうまいのでディフェンスラインからのロングフィードはかなり攻撃の武器になるのではないか?と期待します。
今期は6位までに入ればプレイオフ出場!
あえてベテラン選手の年齢を書かせて頂きました。4人の選手のプレーを見ているとやはり“上手いな”と思う場面がいくつもあります。現代のプロスポーツ選手は食事やトレーニングも昔とは違いより長く現役を続けられる選手が増えています。特にJリーグでは3つのカテゴリーがあることで、ピークではなくとも主戦場を見つけられる環境があります。 若い選手の育成にも大きな意味があるでしょう。今期は6位まで昇格プレーオフへ出場することが出来ます。しかしながら、相変わらず下位は団子状態、勝てる試合を取りこぼすとそれでもチャンスはなくなります。
まずは、勝率5割に!おっさんパワーに期待です!
佐々木徹勝
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