ナイトゲーム開催に際し改めて思う、盛岡とスタジアムの風景の美しさ。淡々とした日常にこそ宿る自然美を久しぶり体感した初夏。

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第18節 vs 今治 0-0

18節の今治戦は今期2度目のホーム盛岡でのスタジアム観戦でした。最下位を脱出するためにはとにかく勝ち点を積んでいくしかありません。グルージャ盛岡のスポンサーをさせて頂いてから3年目になりました。ホームゲームを観戦するために盛岡を訪れるのも10回を超えるかもしれません

 2023年1月12日アメリカニューヨークタイムズ紙の「2023年世界の行くべき場所52か所」にロンドンに次いで2番目に盛岡市が紹介されました。先日もニューヨークタイムズ紙に盛岡市を推薦した記者とタモリさんが盛岡の魅力を探るといった内容のテレビ番組がありました。そんなことも重なってか外国人も含めた観光らしき人もちらほら見かけます。盛岡の魅力を一言で表現するなら「ちょうどいい」となるようです。魅力という点では何ともわかりずらい表現ですが、都会過ぎず田舎過ぎず、大き過ぎず小さ過ぎず、人が少なすぎず多すぎず、まあ ありそうでないのかも知れません。盛岡駅から中心部に向かって歩くと開運橋があります。水が滔々と流れる北上川、橋から見る冬の岩手山は一見の価値があるでしょう。西は奥羽山脈、東は北上高地、美しい山々に囲まれた盆地に盛岡はあります。18時キックオフのスタジアムは夕暮れ時です。後半には日が落ちて暗くなってきますが、メインスタンド側に座ると遥か山々の手前に新幹線が走って行くのが見えます。遮るもののない夜空に向かって走る新幹線、いつか子供頃に読んだ「銀河鉄道の夜」でしょうか。夏のナイトゲーム終了時には花火が上がります。こんなスタジアムもありそうでないかもしれません。

野暮かもしれないが、なりふり構わす残留してくれ!

 今治戦は0-0のドローのまま試合終了。なんでも良いからゴールが見たかった!そうつぶやきながら、勝ち点1で良しと自分を納得させました。今期は早くも崖っぷち、心折れずにスタジアムに足を運ぶサポーターと共に、なりふり構わず残留にしがみついて欲しいと願います。

佐々木徹勝

出典:Jリーグ公式チャネル
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